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cado(カドー)の布団乾燥機「FOEHN」シリーズには、80分間運転する「乾燥・ダニ対策コース」が搭載されています。
ただし、コースを1回運転するだけで、布団にいるすべてのダニを必ず死滅させられるわけではありません。
cadoの取扱説明書にも、ダニの種類や室温、温風の届き方によっては十分な対策ができない場合があると記載されています。
FOEHNでダニ対策をするときに重要なのは、次の4点です。
- 布団を正しく設置する
- 乾燥・ダニ対策コースを80分運転する
- 念入りに対策する場合は布団を裏返して再運転する
- 運転後に掃除機で死骸やほこりを取り除く
この記事では、cadoの公式製品情報と取扱説明書をもとに、FOEHNを使ったダニ対策の手順や注意点、機種ごとの違いを解説します。
カドーの布団乾燥機はダニ対策に使える
現行のFOEHN LITE、FOEHN 003、FOEHN PROには、いずれも「乾燥・ダニ対策コース」が搭載されています。
| 機種 | 乾燥・ダニ対策コース | 主な違い |
|---|---|---|
| FOEHN LITE | 80分 | 小型・軽量で価格を抑えたモデル |
| FOEHN 003 | 80分 | オゾン機能・静音モード・ダブルサイズ対応 |
| FOEHN PRO | 80分 | 急速モード・キングサイズ対応 |
ダニ対策コースの運転時間は3機種とも80分です。機種によって異なるのは、対応する布団サイズや風量、オゾン機能、静音機能、海外電圧への対応などです。
基本的なダニ対策の手順は共通していますが、実際に使用するときは購入した機種の取扱説明書に従ってください。
FOEHNでダニ対策をする手順
FOEHNでダニ対策をするときは、温風が布団の内部へ行き渡るように設置したうえで、専用コースを運転します。念入りに対策したい場合は、運転後の処理まで行うことが重要です。
1.使用できる寝具か確認する
最初に、使用する布団の耐熱温度を確認します。
cadoの取扱説明書では、布団の耐熱温度が70℃以上であることを確認するよう案内されています。
羊毛、羽毛、綿、化学繊維などの布団は乾燥・あたために使用できますが、寝具の素材や加工によっては温風で傷む可能性があります。
特に次のような機能性寝具は、温風によって本来の機能が損なわれる場合があります。
- 低反発素材
- 高反発素材
- ビーズ素材
- パイプ枕
- 温度に関する制限がある寝具
該当する寝具へ使用する場合は、FOEHNを使う前に寝具メーカーの注意事項や耐熱温度を確認してください。
2.敷き布団の上に本体を置く
敷き布団の足元側にFOEHN本体を置きます。
吸込口は敷き布団の端から15cm以上離し、本体が敷き布団からはみ出さないように安定した状態で設置します。
フローリングやタイルなどの床に直接敷いた布団を乾燥すると、床と布団の間に湿気がこもる場合があります。結露を防ぐため、必要に応じて布団の下にタオルケットなどを敷きます。
3.本体の上に掛け布団をかける
FOEHN本体の上から掛け布団をかけます。
本体と布団の間や、掛け布団と敷き布団の間から空気が漏れないように整えることがポイントです。隙間が大きいと温風が逃げ、布団の端まで十分に届かない可能性があります。
敷き布団だけでは乾燥・あたためができないため、必ず掛け布団をかけて運転します。
4.乾燥・ダニ対策コースを80分運転する
電源プラグをコンセントへ差し込み、電源スイッチを入れます。
通常は最初に「あたためコース」が始まるため、あたため/乾燥・ダニ対策ボタンを押して「乾燥・ダニ対策コース」へ切り替えます。
乾燥・ダニ対策コースの運転時間は80分です。運転終了後は短時間の送風を行い、自動的に電源が切れます。
運転中や運転直後は本体と吹出口が熱くなります。吹出口へ触れたり、運転中の布団へ入ったりしないでください。
5.念入りに対策する場合は裏返して再運転する
布団の隅など温風が届きにくい場所や、室温が低い冬場では、十分に温度が上がらないことがあります。
cadoの取扱説明書では、念入りにダニ対策をする場合、掛け布団と敷き布団を裏返し、もう一度同じように運転する方法が案内されています。
1回目の運転で温風が届きにくかった面を内側にして、再び乾燥・ダニ対策コースを運転します。
自己判断で本体を長時間連続運転させるのではなく、取扱説明書に沿って布団を置き直して使用してください。
6.運転後に布団へ掃除機をかける
加熱によってダニを死滅させても、死骸やフン、ほこりなどは布団に残ります。
ダニの死骸やフンもアレルゲンになるため、FOEHNを使用した後は、布団の表面へ丁寧に掃除機をかけて取り除きます。
布団乾燥機による加熱と、掃除機による除去は役割が異なります。ダニ対策を加熱だけで完結させず、使用後の掃除機がけまでを一連の作業として考えましょう。
ダニ対策コースを使っても効果が不十分になる場合
FOEHNにはダニ対策コースがありますが、使用環境によっては布団全体へ十分な熱が届かない場合があります。効果を一律に断定せず、メーカーが示している注意点を確認しておきましょう。
布団から温風が漏れている
掛け布団と敷き布団の間に大きな隙間があると、そこから温風が逃げてしまいます。
本体と布団の隙間を整え、掛け布団の端から空気が過度に漏れないように設置してください。
布団の隅まで温風が届いていない
FOEHNは足元側へ設置して使用するため、布団の大きさや掛け方によっては、頭側や隅まで十分に温風が届かない場合があります。
乾燥が不十分に感じる場合は、布団の向きや本体の位置を変更して再運転します。念入りなダニ対策では、布団を裏返して再度運転してください。
室温が低い
冬場など室温が低い環境では、布団内部の温度が上がりにくくなる場合があります。
ダニ対策コースが80分運転したことだけで判断せず、布団全体へ温風が届くように設置できているかも確認しましょう。
吸込口やフィルターが汚れている
吸込口やフィルターメッシュにほこりがたまると、風量が低下して乾燥・あたため性能に影響する可能性があります。
cadoの取扱説明書では、1か月に1回以上のお手入れが案内されています。運転を停止して電源プラグを抜き、本体が十分に冷めてから、乾いた布や柔らかいブラシでほこりを取り除いてください。
フィルターカバーを水洗いしたり、フィルターメッシュを本体から外したりしないよう注意が必要です。
FOEHNのダニ対策で注意したいこと
布団乾燥機を安全に使用し、寝具を傷めないためには、ダニ対策の効果だけでなく使用上の注意も確認する必要があります。
すべてのダニへの効果を保証するものではない
cadoの取扱説明書には、ダニの種類によっては十分なダニ対策ができない場合があると記載されています。
温風が届きにくい場所や室温が低い環境でも、布団内部の温度が十分に上がらない可能性があります。
そのため、「80分運転すれば布団にいるすべてのダニを完全に駆除できる」とは断定できません。
布団を重ねすぎない
一度に多くの寝具を重ねると、温風が全体へ行き渡りにくくなります。
対応する布団サイズや設置方法は機種によって異なるため、使用するFOEHNの取扱説明書に記載された方法で設置してください。
掛け布団の上に物を置かない
運転中の掛け布団の上へ物を置くと、空気の流れを妨げる可能性があります。
本体や吸込口、吹出口をふさがず、掛け布団の上には物を置かない状態で運転してください。
運転中や運転直後は高温部分に触れない
運転中と運転直後は、吹出口や本体が高温になります。
やけどを防ぐため、吹出口へ触れたり、運転中や運転直後の布団へ入ったりしないでください。子どもやペットが近づかない環境で使用することも大切です。
ダニ対策を重視したFOEHNの選び方
現行のFOEHN LITE、FOEHN 003、FOEHN PROには、いずれも80分の乾燥・ダニ対策コースがあります。選ぶときは、使用する布団サイズと必要な機能を確認します。
価格と携帯性を重視するならFOEHN LITE
FOEHN LITEは、直径約45mm、高さ約260mm、質量約400gのシリーズ最小モデルです。
取扱説明書で示されている布団サイズの目安はシングルですが、シングルサイズ以上でも使用できると記載されています。
ただし、ダブルやキングサイズを使った具体的な検証結果は公式製品ページに掲載されていません。基本のダニ対策コースと持ち運びやすさ、価格を重視する人向けです。
ダブルサイズと静音モードを重視するならFOEHN 003
FOEHN 003はシングルとダブルサイズに対応し、公式サイトではダブルサイズの布団を使用したサーモグラフィー検証が公開されています。
乾燥・ダニ対策コースを80分運転した検証では、ダブルサイズの布団全体が約50~60℃になったと説明されています。
ただし、これはメーカーが定めた条件での検証結果です。すべての寝具や室温で同じ温度になることを保証するものではありません。
FOEHN 003には静音モードとオゾン機能も搭載されています。ダブルサイズの布団で使いたい人や、運転音、寝具のニオイ対策も重視する人に向いています。
キングサイズと急速モードを重視するならFOEHN PRO
FOEHN PROは、シングル、ダブルに加えてキングサイズの布団にも対応しています。
風量を高める急速モードが搭載されているため、大きな寝具で使用したい人が検討しやすいモデルです。
オゾン機能をオン・オフでき、メーカーが第三者機関へ依頼した付着細菌の除去効果試験も公開されています。ただし、ダニ対策コースの運転時間は、ほかの現行モデルと同じ80分です。
カドー布団乾燥機のダニ対策についてよくある質問
FOEHNのダニ対策コースを使用するときに迷いやすい、運転回数や掃除機がけ、布団サイズについて回答します。
ダニ対策コースは何分運転しますか?
現行のFOEHN LITE、FOEHN 003、FOEHN PROは、いずれも乾燥・ダニ対策コースを80分運転します。
1回運転するだけでよいですか?
cadoの取扱説明書では、念入りにダニ対策をする場合、掛け布団と敷き布団を裏返し、もう一度同じように運転する方法が案内されています。
室温や寝具の厚さ、温風の届き方によっては、1回の運転で十分に対策できない場合があります。
運転後の掃除機がけは必要ですか?
運転後は、布団に残ったダニの死骸やほこりを掃除機で取り除くことが推奨されています。
ダニの死骸やフンもアレルゲンになるため、加熱後の掃除機がけまで行うことが大切です。
FOEHN LITEはシングル専用ですか?
シングル専用ではありません。
FOEHN LITEの取扱説明書では、乾燥できる布団サイズの目安としてシングルが示されていますが、シングルサイズ以上でも使用できると記載されています。
FOEHNを使えばダニを完全に駆除できますか?
完全に駆除できるとは断定できません。
cadoの取扱説明書にも、ダニの種類、室温、温風の届き方によっては十分な対策ができない場合があると記載されています。
布団を正しく設置して専用コースを運転し、必要に応じて裏返して再運転したうえで、最後に掃除機をかけることが基本です。
まとめ:FOEHNのダニ対策は設置と運転後の掃除が重要
cadoの現行布団乾燥機には、いずれも80分の乾燥・ダニ対策コースが搭載されています。
ただし、コースを選んで運転するだけで、すべてのダニを確実に駆除できるわけではありません。
FOEHNでダニ対策をするときは、次の手順で使用します。
- 寝具の耐熱温度を確認する
- 敷き布団の足元側へ本体を置く
- 温風が漏れないように掛け布団をかける
- 乾燥・ダニ対策コースを80分運転する
- 念入りに対策する場合は布団を裏返して再運転する
- 運転後に掃除機で死骸やほこりを取り除く
機種を選ぶ場合は、価格と携帯性ならFOEHN LITE、ダブルサイズと静音モードならFOEHN 003、キングサイズと急速モードならFOEHN PROが目安です。
価格と携帯性を重視するならFOEHN LITE
ダブルサイズ・静音モード・海外対応を重視するならFOEHN 003
キングサイズ・急速モード・オゾン除菌を重視するならFOEHN PRO