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サーキュレーターから突然「カタカタ」「キュルキュル」と聞き慣れない音がすると、このまま使ってよいのか不安になりますよね。
普段と違う異音や強い振動がある場合は、いったん運転を止め、電源プラグを抜いてください。
設置面や周囲の物が振動している場合もありますが、音だけで原因や故障箇所を特定することはできません。
まずは使用している型番の取扱説明書を優先して確認し、必要に応じてメーカー公式FAQも参照しましょう。
判断できない場合は、メーカーや販売店へ相談してください。
この記事でわかること💡
- 異音がした直後に確認する順番
- 自分で安全に確認できる範囲
- 使用を再開せず相談した方がよい状態
- 型番ごとの点検・修理情報の確認方法
普段と違う異音がしたら運転を止めてプラグを抜く
羽根の回転時や首振り時に普段と違う異音がした場合は、運転を止めて電源プラグを抜きます。
異音の原因を確かめるために、何度も運転を繰り返すのは避けてください。
まずは本体へ触れずに、次の異常がないか確認します。
- 焦げ臭いにおいがする
- 煙や変色が見られる
- 本体や電源プラグ、コードが異常に熱い
- 羽根の回転が遅い、止まる、不規則になる
- 本体が大きく揺れる
- 首振りが途中で止まる、引っかかる
- 電源が入ったり切れたりする
- コードを動かすと運転が不安定になる、電気を感じる
一つでも当てはまる場合は使用を再開せず、メーカーや販売店へ相談してください。

異音の種類と考えられる原因を把握しておこう
サーキュレーターの異音は、音の種類によって考えられる原因が異なります。
ただし、音の表現には個人差があり、同じ音でも機種や運転状況によって原因が違うため、あくまでも参考として確認してください。
「カタカタ」という音は部品のゆるみや接触が考えられる
カタカタという音は、ガードや羽根の取り付け状態、部品のゆるみ、周囲の物との接触などが原因として考えられます。
掃除後に音が出始めた場合は、説明書で利用者による取り外しが認められている羽根やガードの取り付け状態を見直すと改善することがあります。
また、設置面の不安定さや周囲の物との接触が原因で、振動が増幅されて聞こえるケースもあります。
「キュルキュル」という音は回転部の不具合も考えられる
キュルキュルという音は、回転部の摩擦や部品の不具合などが関係する可能性があります。
ただし、音だけで軸やベアリングの状態を判断することはできません。
自分で内部に潤滑剤を差し込むことはせず、使用している型番の取扱説明書を確認し、音が続く場合はメーカーへ相談してください。
「ザー」「ジー」「ゴーゴー」といううなり音は内部の異常も考えられる
低くうなるような音や「ブーン」という音が急に大きくなった場合は、設置面の振動や風量による運転音のほか、内部の不具合が関係している可能性もあります。
音だけでモーターの故障とは決めつけられませんが、普段と違う音が続く場合は、使用を再開せずメーカーへ相談しましょう。
首振り時だけ鳴る音は機種ごとの案内を確認する
首振りをオンにしたときだけ音がする場合は、首振り機構の動作音のほか、周囲の物との接触や部品の不具合などが関係することがあります。
一部の機種では、首振りモーター特有の一時的な音を正常な動作として案内しています。
ただし、ほかの機種にも当てはまるとは限らないため、使用している型番の取扱説明書を確認してください。
首振り時に普段と違う音が続く、動きが不規則になるといった場合は、使用を再開せずメーカーへ相談してください。
自分で確認できるのは本体の外側と説明書で認められた範囲
異常な熱、焦げ臭さ、煙、強い振動などがない場合は、電源プラグを抜いた状態で本体の外側を確認します。
確認する順番は次のとおりです。
- 平らで安定した場所に置かれているか確認する
- 壁、家具、カーテン、コードが本体に触れていないか確認する
- 外から見える範囲にホコリや異物がないか確認する
- 掃除後なら、取り外した部品の取り付け状態を確認する
- 型番に対応した取扱説明書を確認し、必要に応じて公式FAQも参照する
取扱説明書にない方法で部品を外したり、内部を開けたりしないでください。
平らで安定した場所へ置き直す
サーキュレーターの振動が床、棚、テーブルなどへ伝わると、カタカタ、ビビビといった音が大きく聞こえることがあります。
電源プラグを抜いた状態で、脚や台座がすべて設置面に触れているか確認してください。
柔らかい布団や不安定なクッションの上、傾いた棚などへの設置は避けます。
周囲の物が本体に触れていないか確認する
カーテン、電源コード、家具、小物などが本体へ触れていると、運転時の振動に合わせて音が出ることがあります。
首振り時に動く範囲も含めて接触がないか確認し、吸込口や吹出口をふさがないようにしましょう。
設置スペースは取扱説明書の案内に従ってください。
外から見えるホコリや異物を確認する
羽根やガードへホコリが付着すると、風の流れが乱れたり、風量が落ちたりすることがあります。
ホコリが見えても、それだけで異音の原因とは決めつけないでください。
本体内部やモーター周辺へ道具を差し込んではいけません。
取り外せる部品と掃除方法は製品ごとに異なるため、型番に対応した取扱説明書で確認してください。
掃除を始める前に、電源を切ってプラグを抜き、本体が冷めていることを確認します。
水洗いできる部品、洗剤を使える部品、取り外せる部品を見た目だけで判断せず、説明書で指定された方法で清掃してください。
掃除後なら部品の取り付け状態を確認する
掃除後から音が出始めた場合は、利用者による取り外しが認められている羽根やカバーの取り付け状態を見直します。
- 部品の向きが説明書どおりか
- 前面ガードなどのカバーが最後まで固定されているか
- 固定部品が正しい位置にあるか
- 部品の間にコードや異物を挟んでいないか
前面ガードが正しく取り付けられていないと、運転音が大きくなる機種もあります。
説明書の手順に従って確認してください。
部品が外れない、取り付け方法が分からない、固定できない場合は、無理に力を加えずメーカーへ相談してください。
音の呼び方だけで原因を決めつけない
「カタカタ」「キュルキュル」などの音の表現には個人差があります。
同じように聞こえる音でも、設置面の振動、周囲の物との接触、正常な切り替え音、内部の不具合など、複数の可能性があります。
| 確認する状況 | 記録したい内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 音が聞こえる場所 | 台座、羽根周辺、首振り部分、本体内部など | 内部を開けて確認しない |
| 音が出た動作 | 運転開始時、首振り時、風量変更時など | 再現のために運転を繰り返さない |
| 音が続く時間 | 一度だけ、一定間隔、運転中ずっとなど | 記憶している範囲で整理する |
| 同時に起きた異常 | 発熱、におい、振動、回転の乱れなど | 異常があれば使用を再開しない |
一部の製品では、首振り時やモーターの切り替え時に一時的な音がすることを、正常な動作として案内しています。
一方で、首振りの途中で普段と違う音が続く場合や、動きが不規則になる場合は、点検が必要になることもあります。
正常音かどうかは、一般的な音の説明ではなく、使用している型番の取扱説明書を優先して確認しましょう。
分解・注油・内部のネジ調整は行わない
異音がすると、内部のネジを締めたり、首振り部分へ潤滑スプレーを使ったりしたくなるかもしれません。
しかし、サーキュレーターは製品ごとに構造が異なり、利用者が触れられる範囲も違います。
取扱説明書に記載のない場所へ潤滑剤を使用すると、電気部品へ入り込んだり、樹脂部品へ影響したりする可能性があります。
メーカーが認めていない分解、注油、内部のネジ調整、部品の補修は行わないでください。
- 本体内部やモーター部分を開ける
- 首振り機構を分解する
- 説明書にないネジを外す、締め直す
- 指定されていない潤滑剤やグリスを使う
- 割れた羽根やカバーを接着剤で補修する
- 適合を確認できない代用品を取り付ける
使用を再開せずメーカーへ相談したい状態
次の状態がある場合は、自分で原因を調べ続けず、メーカーや販売店へ相談します。
- 羽根の回転時に異音や強い振動がある
- 首振り時に普段と違う異音が続く、動きが不規則になる
- 羽根の回転が遅い、止まる、安定しない
- 本体や電源プラグ、コードが異常に熱い
- 焦げ臭いにおい、煙、変色がある
- コードを動かすと運転が不安定になる、電気を感じる
- 「ザー」「ジー」「ゴーゴー」といった普段と違ううなり音が続く
- 羽根、ガード、台座に割れや変形がある
- 掃除や設置場所の確認後も異音が続く
- 取扱説明書を確認しても正常音か判断できない
異常がある状態で、音の確認を目的に運転を繰り返さないでください。
メーカーへ相談するときに伝える情報
問い合わせ前に次の情報を整理しておくと、症状を伝えやすくなります。
- メーカー名と型番
- 本体ラベルなどで確認できる製造時期や製造番号
- 購入時期と購入店
- 異音に気づいた時期
- 音が聞こえた場所
- 音が出たときの運転モード
- 首振りの有無
- 発熱、におい、振動、回転異常の有無
- 異音の前に掃除や移動をしていないか
型番や製造時期は、メーカーが案内する点検・修理の対象確認にも役立ちます。
異音を録音・撮影する場合は、安全に離れた位置から行い、撮影のために異常な運転を繰り返さないでください。
改善しない場合は保証・修理・買い替えの順に確認する
設置場所や外から見える汚れを確認しても解決しない場合は、保証と修理対応を確認します。
保証期間と購入履歴を確認する
保証書、レシート、オンラインショップの購入履歴などを確認します。
保証期間内であっても、対象になる症状や条件は製品ごとに異なります。
メーカーへ確認してください。
修理対象か確認する
メーカーへ型番と症状を伝え、修理対象か、部品が用意されているか、点検費用が必要かを確認します。
メーカーが特定製品の点検・修理を案内している場合もあるため、費用を判断する前に公式情報を確認しましょう。
修理費用を一律の金額や新品価格との比率だけで判断せず、実際の見積もりと今後の使用予定をもとに考えましょう。
型番を確認してメーカーの点検・修理情報を調べる
異音が出たら、すぐに寿命や故障と判断する前に、本体ラベルに記載された型番や製造時期を確認してください。
アイリスオーヤマは2026年9月更新の案内で、一部の「サーキュレーター扇風機」について、首振り作動時に支柱部分から異音が発生することを公表し、対象製品の無償点検・修理を案内しています。
同じような音がしても、すべての製品が対象とは限りません。
メーカー公式サイトの安全情報やサポート情報で対象の型番・製造時期を照合し、該当する場合は案内に従ってください。
対象かどうか分からない場合も、自己判断で分解せず、メーカーへ問い合わせましょう。
設計上の標準使用期間を確認する
本体や取扱説明書に、設計上の標準使用期間が表示されている製品があります。
これは保証期間とは異なり、標準的な使用条件のもとで安全上支障なく使用できる期間の目安です。
表示期間を過ぎている場合や、長期間使用している製品に異音や回転異常が出た場合は、使用を続ける前にメーカーへ相談しましょう。
買い替えでは現在の不満を整理する
修理が難しい場合や、現在の使い方に製品が合わなくなっている場合は、買い替えも選択肢になります。
- 通常の運転音も気になる場合は、普段使う風量の運転音を確認する
- 掃除が負担だった場合は、取り外せる部品と手入れ方法を確認する
- 設置場所を変えたい場合は、本体サイズと重さを確認する
- 首振りが不要だった場合は、必要な機能を整理する
- 長く使いたい場合は、保証内容と修理窓口を確認する
買い替えを決める前に、使用中の製品がメーカーの点検・修理対象になっていないかも確認しましょう。
異音を防ぐために日頃から確認したいこと
すべての異音を予防できるわけではありませんが、汚れや設置状態が原因の音は、日頃の確認で防ぎやすくなります。
- 取扱説明書に沿って掃除する
- 掃除後は部品の取り付け状態を確認する
- 平らで安定した場所に設置する
- 壁、家具、カーテン、コードへ接触させない
- 吸込口と吹出口をふさがない
- 首振り部分を無理に動かさない
- 電源コードやプラグの変色・変形も確認する
掃除頻度は、使用時間、季節、部屋のホコリの量によって変わります。
一律の回数ではなく、汚れの状態とメーカーの案内を目安にしてください。
サーキュレーターの異音は安全確認を優先しよう
普段と違う異音や強い振動がした場合は、運転を止めて電源プラグを抜きます。
自分で確認できるのは、設置面、周囲の物、外から見える汚れ、説明書で取り外しが認められた部品までです。
焦げ臭さ、異常な発熱、回転の乱れ、首振りの異常がある場合は、使用を再開せずメーカーや販売店へ相談してください。
音だけで故障箇所を決めつけず、使用している型番の取扱説明書を優先して確認しましょう。
メーカーの点検・修理情報も調べておくと、適切な相談先を見つけやすくなります。