湿気・カビ対策

除湿機 電気代って本当に安い?方式別の違いと節約のコツ

除湿機 電気代って本当に安い?方式別の違いと節約のコツ

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梅雨の時期や冬の結露対策、毎日の洗濯物の部屋干し…。湿気やカビの悩みから、除湿機を使ってみたいけれど「電気代がどれくらいかかるんだろう?」「つけっぱなしにしたら、電気代が高くなってしまわないかな?」と心配になりますよね。
実は、除湿機の電気代は方式によって大きく違いがあり、選び方や使い方次第で快適さとコストのバランスをとることができるんです。
この記事では、除湿機の3つの方式別に電気代の目安をわかりやすく解説し、つけっぱなし運転の具体的なコストや、他の乾燥手段との比較、さらに電気代を抑えるコツまで、丁寧にご紹介します。安心して除湿機を活用できるヒントが見つかりますよ。

除湿機の電気代は方式で大きく変わる

除湿機の電気代は、コンプレッサー式・デシカント式・ハイブリッド式という3つの方式によって、1時間あたり約4円~19円と大きく差があります。一般的に、夏場に効率が良いコンプレッサー式が最も電気代が安く、冬場でもしっかり除湿できるデシカント式は消費電力が高めとされています。

電気代の計算式は次のようになります。
消費電力(W)÷1,000×使用時間(h)×電気料金単価(円/kWh)
多くの情報源では、電気料金単価として「31円/kWh(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安)」が使われており、この記事でもこの数値を基準にご紹介していきます。

3つの除湿方式とそれぞれの電気代

除湿機には大きく分けて3つの方式があり、それぞれ仕組みや得意な季節、電気代が異なります。ここでは、各方式の特徴と電気代の目安を見ていきましょう。

コンプレッサー式:夏に強く電気代が安い

コンプレッサー式は、エアコンと同じ冷媒を使った仕組みで、空気を冷やして湿気を水にする方式です。室温が高い夏場に除湿効率が良く、消費電力が低いため電気代が安いのが特徴です。

電気代の目安は以下の通りとされています。

  • 1時間あたり:約4円~12円
  • 1日8時間使用:約32円~96円
  • 24時間つけっぱなし(1ヶ月):約2,800円~9,000円

例えば、消費電力190~205W程度のモデルなら、1時間あたり約6円前後、1日6時間の使用で月に約1,000円程度という試算もあります。梅雨や夏の湿気対策、部屋干しの洗濯物を乾かす用途には、コンプレッサー式が経済的でおすすめです。

ただし、冬場など室温が低い環境では除湿効率が落ちるため、長時間運転しても思ったほど除湿できないケースがある点には注意が必要です。

デシカント(ゼオライト)式:冬でも安定、消費電力は高め

デシカント式は、ゼオライトという乾燥剤に湿気を吸着させ、ヒーターで加熱して水分を取り出す仕組みです。室温が低い冬場でも除湿能力が落ちにくく、結露対策や冬の洗濯物乾燥に強いのが魅力です。

一方で、常にヒーターを使うため消費電力は高めで、電気代も上がります。

  • 1時間あたり:約9円~19円
  • 1日8時間使用:約72円~152円
  • 24時間つけっぱなし(1ヶ月):約6,300円~13,800円

消費電力590~620W程度のモデルでは、1時間あたり約18円~19円という試算があります。コンプレッサー式と比べると約3倍の電気代になるケースもあるため、使用時間を工夫したり、必要な時だけ使う工夫が大切です。

冬の結露対策や、寒い日の洗濯物をしっかり乾かしたい時には頼りになる方式です。

ハイブリッド式:オールシーズン対応で効率的

ハイブリッド式は、コンプレッサー式とデシカント式の両方を搭載し、季節や室温に応じて自動で使い分けるタイプです。夏はコンプレッサー、冬はデシカントと切り替えることで、年間を通じて効率よく除湿できるのが強みです。

電気代の目安は以下の通りとされています。

  • 1時間あたり:約9円~21円(運転モードによる)
  • 1日6時間使用:約54円~126円
  • 24時間つけっぱなし(1ヶ月):約6,000円~15,000円

消費電力165~300W程度のモデルでは、1時間あたり約5円~9円という試算もあります。性能は高いですが、本体価格が高めなので、年間を通じて除湿機をフル活用する予定があるご家庭におすすめです。

つけっぱなし運転の電気代はどれくらい?

「カビ対策や結露防止のために、除湿機を24時間つけっぱなしにしたい」という方も多いですよね。ここでは、1ヶ月間24時間運転した場合の電気代の目安をご紹介します。

コンプレッサー式のつけっぱなしコスト

コンプレッサー式なら、24時間つけっぱなしでも月に約2,800円~9,000円程度とされています。
例えば、消費電力205Wのモデルなら、1時間約6.4円×24時間×30日=約4,600円という試算があります。梅雨や夏場の湿気対策として、コンプレッサー式を24時間運転してもそれほど負担にならないという声が多く見られます。

デシカント式のつけっぱなしコスト

デシカント式の場合、24時間つけっぱなしだと月に約6,300円~13,800円程度とされています。
消費電力620Wのモデルなら、1時間約19.2円×24時間×30日=約13,800円という試算もあります。冬場の結露対策で必要な時間帯だけ運転するなど、使い方を工夫すると電気代を抑えられます。

ハイブリッド式のつけっぱなしコスト

ハイブリッド式は、季節に応じて自動で最適な運転に切り替わるため、24時間つけっぱなしでも月に約6,000円~15,000円程度とされています。
消費電力165Wのモデルなら約3,600円、300Wのモデルなら約6,700円といった試算があります。年間を通じて快適さと電気代のバランスを取りたい方に向いています。

エアコンや他の乾燥手段と比べてどう?

「除湿機以外にも、エアコンの除湿機能や浴室乾燥機があるけれど、どれが一番お得なの?」と迷いますよね。ここでは、他の乾燥手段との電気代の違いを見ていきましょう。

衣類乾燥機や浴室乾燥機との比較

衣類乾燥を目的とした場合、以下のような比較があります。

  • ドラム式洗濯乾燥機:消費電力約800W、1時間あたり約24.8円とされています
  • 浴室乾燥機:1,000W超えのモデルが多く、1時間あたり30円以上かかるケースも
  • 除湿機(コンプレッサー式):1時間あたり約4円~12円

1時間あたりの電気代で比べると、除湿機の方が安い傾向にあります。特に、部屋干しの洗濯物を乾かす用途なら、除湿機+サーキュレーターの組み合わせが経済的で効率的とされています。

エアコンの除湿機能との比較

エアコンの除湿機能は、機種や設定によって大きく変動し、1時間あたり10円~30円程度のケースもあります。
エアコンは部屋全体を冷やしながら除湿するため、広いリビング全体の湿気を取りたい時はエアコン、狭い空間で洗濯物を乾かしたい時は除湿機と使い分けるのがおすすめです。

また、最近の省エネエアコンなら電気代も抑えられますが、除湿専用機の方がピンポイントで効率よく除湿できる場面も多いです。

電気代を抑えながら快適に使うコツ

除湿機の電気代を抑えつつ、しっかり湿気対策をするには、いくつかのポイントがあります。

季節に合わせて方式を選ぶ

夏場のジメジメした湿気にはコンプレッサー式、冬場の結露対策にはデシカント式が効率的です。
年間を通じて使いたい場合は、ハイブリッド式を選ぶと、自動で最適な運転に切り替えてくれるので安心です。

タイマー機能を活用する

24時間つけっぱなしではなく、湿度が高くなりやすい時間帯(朝晩や洗濯物を干している時間)だけ運転すると、電気代を大きく抑えられます。
多くの除湿機にはタイマー機能がついているので、1日8時間程度の運転でも十分な効果が得られることが多いです。

サーキュレーターと併用する

除湿機とサーキュレーター(扇風機)を一緒に使うと、部屋の空気が循環して除湿効率がアップします。
サーキュレーターの消費電力は20~50W程度と低いため、併用しても電気代はほとんど変わらず、洗濯物が早く乾くメリットがあります。

省エネモデルを選ぶ

最近の除湿機には、センサーで湿度を自動調整する機能や、省エネ設計のモデルが増えています。
従来モデルの約1/3の消費電力で、年間電気代を約6,700円削減できるモデルもあるとされています。初期投資は少し高くても、長期的には電気代の節約につながるので、購入時にチェックしてみてください。

電力会社のプランを見直す

電気料金単価は電力会社やプランによって異なり、例えば「おとくプラン」などに変更すると、約21円/kWhまで下がるケースもあるとされています。
除湿機だけでなく、家全体の電気代を見直すことで、年間数千円~数万円の節約になることもあります。

安心して使える除湿機選びのポイント

電気代を気にせず、快適に除湿機を使うためには、自分の生活スタイルに合った選び方が大切です。

  • 夏だけ使う:コンプレッサー式が最も経済的
  • 冬の結露対策:デシカント式が効果的
  • 年間通して使いたい:ハイブリッド式がおすすめ
  • 部屋干しメイン:衣類乾燥モード付きのモデルが便利
  • つけっぱなしにしたい:コンプレッサー式かハイブリッド式で電気代を抑える

自分の使い方に合った除湿機を選べば、電気代を気にせず快適な空間を保てます。最新の省エネモデルや、口コミ・レビューも参考にしながら、あなたにぴったりの一台を見つけてくださいね。

まとめ

除湿機の電気代は、方式によって1時間あたり約4円~19円と大きく異なります。
コンプレッサー式は夏に強く電気代が安いデシカント式は冬でも安定しているが消費電力は高めハイブリッド式は年間を通じて効率的という特徴があります。

24時間つけっぱなしにしても、コンプレッサー式なら月に約2,800円~9,000円程度で済むケースもあり、梅雨や夏の湿気対策には十分現実的なコストです。
また、タイマー機能やサーキュレーターとの併用、省エネモデルの選択などで、さらに電気代を抑えながら快適に使えます。

衣類乾燥機や浴室乾燥機と比べても、除湿機の方が1時間あたりの電気代が安い傾向にあるため、部屋干しの洗濯物を乾かす用途にも向いています。

湿気やカビ、結露の悩みから解放されて、毎日を快適に過ごすために、あなたの生活スタイルに合った除湿機を選んでみてください。電気代を気にせず、安心して使える除湿機があれば、季節の変わり目も気持ちよく過ごせますよ。
今日から、あなたのお家の湿気対策、始めてみませんか?