花粉時期の換気はどうする?室内への侵入を抑える方法

花粉時期の換気はどうする?室内への侵入を抑える方法

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花粉時期でも、室内の空気を入れ替える必要があります。

窓を全開にせず、当日の飛散情報を確認し、開け幅を抑えてレースカーテンを閉めた状態で換気することが基本です。

この記事でわかること💡

  • 花粉時期に窓を開けて換気する基本手順
  • 窓を開けにくい日の換気設備の使い方
  • 換気後に室内へ入った花粉を残しにくくする掃除方法

花粉時期は窓の開け幅を約10cmに抑えて換気する

花粉が飛ぶ時期でも、窓を長時間全開にする必要はありません。

環境省は、換気時にレースカーテンなどで遮り、窓の開け幅を10cm程度にとどめる方法を案内しています。

当日の飛散情報を確認し、窓を小さく開けて必要な時間だけ空気を入れ替えましょう。

換気の基本は次のとおりです。

  1. 当日の花粉飛散情報と風の状態を確認する
  2. レースカーテンを閉める
  3. 窓の開け幅を10cm程度に抑える
  4. 空気の入口と出口を作る
  5. 換気後に窓周辺と床を掃除する

窓を小さく開け、レースカーテンと空気の入口・出口を使う花粉時期の換気方法

換気する時間帯は当日の飛散情報で判断する

花粉の飛散量は、地域、天候、気温、風向きなどによって変わります。

昼前後や夕方に飛散量が増えやすい傾向はありますが、時間帯だけで一律に判断するのは避けましょう。

換気前に、地域の花粉飛散情報と天気予報を確認してください。

飛散量が多い時間帯と風が強い日は窓開けを控える

飛散量が多いと予測されている時間帯は、窓開け換気を避けるか、開ける範囲をさらに小さくします。

空気が乾燥して風が強い日も花粉が飛びやすいため、住宅の換気設備を中心に使う方法があります。

換気時間は部屋と設備の条件に合わせる

必要な換気時間は、部屋の広さ、窓の位置、風の強さ、換気設備によって異なります。

一律の時間に合わせるのではなく、空気のこもり方や、CO2センサーがある場合は測定値も参考にして調整します。

換気時間や時間帯を詳しく確認したい場合は、以下の記事を参考にしてください。

空気の入口と出口を作って効率よく入れ替える

窓を大きく開けなくても、空気の入口と出口があれば室内の空気は動きます。

離れた2か所を小さく開ける

窓やドアを2か所開けられる場合は、できるだけ離れた位置を入口と出口として使います。

両方を全開にせず、屋外の風向きや室内の空気の流れを見ながら開け幅を調整してください。

窓が1か所ならドアを開けて送風機を窓の外へ向ける

窓が1か所しかない部屋では、部屋のドアを開け、扇風機やサーキュレーターを窓の外へ向ける方法があります。

室内の空気を窓から外へ押し出し、ドア側から新しい空気が入る流れを作ります。

窓の近くから室内へ向けて強く送風すると、外気と一緒に花粉を取り込みやすくなるため、風向きを確認してください。

換気扇を使う場合は住宅設備の説明書を確認する

住宅の間取りによっては、キッチンや洗面所などの換気扇を空気の出口として使える場合があります。

給気口やドアをふさいだまま運転せず、建物と換気設備の説明書に従ってください。

レースカーテンは閉めた状態で使う

窓を開ける際は、レースカーテンを閉めておくと、外から入る花粉を減らす補助になります。

環境省も、窓の開け幅を10cm程度にしてレースカーテンを使うことで、屋内へ流入する花粉をある程度減らせると案内しています。

ただし、レースカーテンだけで花粉を完全に防げるわけではありません。

カーテンに付着した花粉をためない

レースカーテンには、窓から入った花粉やほこりが付着します。

製品の洗濯表示を確認し、洗えるカーテンは定期的に洗濯してください。

室内で強く払うと花粉が舞いやすいため、素材に合った方法で静かに手入れします。

花粉対策用フィルターは通気性も確認する

窓や網戸へ取り付ける花粉対策フィルターもあります。

目が細かい製品は、花粉の侵入を減らす一方で、空気が通りにくくなる場合があります。

取り付け可能な窓の種類、通気性、固定方法を商品表示で確認してください。

24時間換気は自己判断で停止しない

住宅に24時間換気システムがある場合は、基本的に常時運転し、建物の説明書に従って使います。

花粉が気になるからといって、給気口を完全にふさいだり、換気設備を長期間停止したりしないでください。

給気口フィルターの汚れと目詰まりを確認する

給気口にフィルターがある場合は、汚れや目詰まりを確認します。

掃除や交換方法は設備によって異なるため、住宅設備の取扱説明書を優先してください。

指定されていないフィルターを重ねたり、給気口をテープなどでふさいだりしないようにしましょう。

必要なときだけ窓開け換気を追加する

24時間換気があっても、料理のニオイや一時的な湿気などを早く外へ出したい場合があります。

窓開け換気を追加する場合は、花粉の飛散状況を確認し、開け幅を抑えて行ってください。

空気清浄機は換気の代わりではなく補助として使う

空気清浄機は、室内へ入った花粉などの粒子を減らすための補助になります。

ただし、空気清浄機だけでは屋外の空気と室内の空気を入れ替えられません。

吸込口と吹出口をふさがない

窓開け換気と併用する場合は、空気清浄機の吸込口と吹出口の位置を確認します。

壁やカーテン、家具でふさがず、取扱説明書で案内されている設置間隔を確保してください。

運転モードは取扱説明書に合わせる

花粉モードや自動運転がある場合は、取扱説明書を確認して使います。

換気時に必ず最大運転へ固定するのではなく、室内の状態と機種の案内に合わせて調整してください。

フィルターが汚れていると吸引しにくくなるため、掃除や交換時期も確認しましょう。

換気後は窓周辺と床の花粉を静かに取り除く

窓から入った花粉は、室内を漂った後に窓際や壁際、床、カーテンへ付着します。

換気後は、花粉を再び舞い上げないように掃除します。

濡れた布やモップで拭き取る

窓枠、窓の近くの床、壁際などを、濡れた布やモップ、ウェットシートで静かに拭きます。

掃除機だけに頼らず、拭き掃除を組み合わせて床へ落ちた花粉を取り除きましょう。

カーテンや家具を室内で強く払わない

カーテンや家具を室内で強く払うと、付着した花粉が再び空気中へ舞う場合があります。

掃除機を使用できる素材か、洗濯できる素材かを表示で確認して手入れしてください。

窓を開けにくい日は換気設備を中心に使う

飛散量が多い日や風が強い日は、窓を開ける範囲を小さくするか、住宅の換気設備を中心に使います。

空気清浄機は室内の粒子対策として併用できますが、換気設備の代わりにはなりません。

玄関、衣類、洗濯物を含めた室内への花粉侵入対策は、以下の記事で確認できます。

花粉時期の換気は開け幅と換気後の掃除が重要

花粉時期でも、窓を全開にせず工夫すれば空気を入れ替えられます。

次の順番で行いましょう。

  1. 当日の飛散情報と風を確認する
  2. レースカーテンを閉める
  3. 窓の開け幅を10cm程度に抑える
  4. 空気の入口と出口を作る
  5. 換気後に窓際と床を拭く

まずは、窓を全開にする換気から、開け幅を抑えた換気へ変えることから始めてください。